請願 高齢者医療費窓口負担 2倍化凍結して 「国葬」強行に抗議、知事らの参加残念 伊藤議員が討論
「後期高齢者の医療費窓口負担2割化実施の凍結」を求める請願について伊藤氏は、「物価高騰に苦しむ庶民、とくに年金以外に生きる手立てのない大多数の高齢者にとって、医療費の倍増は、受診抑制も懸念される重大な問題だ」と指摘。この県民感情を受け止めるならば、不採択ではなく、趣旨採択として政府に中止を求めることこそ議会の役割だと主張しました。 安倍元首相の「国葬」について、県として弔意の強制をしないことを求める請願について、伊藤氏は、「安倍氏が銃撃によって亡くなられたことは残念であり、哀悼の意を表する」とのべたうえで、岸田総理が「国葬は安倍元総理に国全体として弔意と敬意を表す儀式」と説明したことに対して「弔意や敬意を表すことを求めるのは、明らかに思想良心の自由を侵害するものであり、明確に憲法に違反する」と批判。群馬県知事、議長が、議会日程を変更してまで県費で国葬に参加。県庁で半旗が掲げられたことは残念だと強調。国民の5割6割が反対した国葬の強行に抗議する意味で、趣旨採択とすることを求めました。