ワクチン 子どもへの接種 安全性の丁寧な説明を 少人数学級予算削減・教員定数削減に反対 ロシアの戦争犯罪を改めて非難 酒井議員が討論

 

酒井宏明群馬県議は 18 日の本会議で、2022 年度予算案について反対討論を行いました。
 この中で、気候危機の打開へ向けた再生可能エネルギーの普及や水害対策のための河川整備、財政健全化へ向けた取り組みについて評価しつつ、コロナ対策について、運転代行業や酒店、おしぼり業者などの飲食関連業者への支援が極めて不十分だと指摘。また、薬局等で行われるPCR検査も中断したままだとして、一刻も早い再開と拡充が必要だと強調。ワクチンの追加接種と子どもへの接種について、安全性などをていねいに説明するよう求めました。
 教育について、加配の教員を配置転換して少人数学級化を進めたため、教員の多忙化に拍車がかかっていると指摘。新年度はさらに少人数学級化予算の1億円減、教職員定員が 92人減も予定されているとして反対しました。
 加齢性難聴者の補聴器購入補助制度、米価下落危機の改善、米軍基地負担の軽減と日米地位協定の抜本改定を求める各請願の採決を求めました。 ロシアによるウクライナ侵略に対して、県議会としてすでに抗議の意思を示しましたが、酒井氏は「ロシア軍による病院や原発、市街地への無差別攻撃は国連憲章に反するだけでなく、どんな戦争でも順守すべき国際人道法に反する戦争犯罪だ。言語道断であり、改めて強く非難する」と表明。軍事対軍事の悪循環でなく、平和を求める国際世論の結集と憲法 9 条を生かした非軍事の支援こそ求められていると強調しました。