「ワクチンパス」で迷走 パス→手帳 未接種者にも補助   差別の問題解決されない         自民 ・ 公明 ・ リベラル ・令明などの賛成多数    付帯決議は全会一致  伊藤議員が反対討論

 日本共産党の伊藤祐司群馬県議は12 日、本会議で反対討論を行いました。ワクチン接種済の人に「ワクチンパス」を発行し、保有者を対象に「愛郷ぐんまプロジェクト(宿泊費補助事業)」などを行うことを含む補正予算案について、県民や他会派からも「ワクチンを打てない人が除外され、県政に差別を持ち込むものだ」など疑問視する声が出されていました。
 県は紆余曲折の末、パスの名称を「ワクチン手帳」に替え、未接種者にも3000円の補助を再提案。伊藤氏はまさに「迷走」だと批判。当初の目的であるワクチン接種率向上や感染防止がわきに追いやられ、差別の問題も解決されていないとして反対を表明しました。
 予算案は、共産党を除く会派の賛成で成立しました(リベラル群馬は「愛郷プロジェクト」とGotoEat 以外には使用しないとする賛成討論を行いました)。
 「ワクチン接種できない方への不公平や差別、心理的負担が生じないよう十分配慮する」ことなどを盛り込んだ付帯決議は全会一致で採択されました。
 伊藤氏は、国民投票法改定案の十分な審議を求める請願、マイナンバー制度の廃止を求める請願、消費税引き下げ・インボイス廃止を求める請願について、採択を求めました。