日本共産党群馬県議団は19 日、山本一太知事あてにコロナから命を守るための緊急提案を行いました。提案内容は、①「入院待機ステーション」を公共施設や民間施設を活用して設置すること、②いつでも誰でも無料で受けられるPCR 検査体制の確立、③保健所人員の大幅増―の3 点。
伊藤祐司県議は、県の「原則自宅療養」方針は医療に対する行政の責任放棄であり、撤回すべきだと指摘。そのうえで、無症状者を早期発見・保護するためのPCR 検査の強化、特に会社・学校丸ごと検査に踏み出すよう求めました。
酒井宏明県議は、搬送先がすぐに決まらないコロナ患者に酸素の投与などを一時的に行う「入院待機ステーション」は京都府などで設置していると述べ、今救える命を救うために県として設置するよう求めました。
対応した津久井治男副知事は、ステーションについて「医療従事者の確保が課題だが、県民へのメッセージとして、小さくとも意義はあると思う」とのべるとともに、宿泊療養ホテルは増やす方向で検討していることを明らかにしました。