伊藤祐司群馬県議は3月19 日、県議会最終日の本会議で反対討論を行いました。
伊藤氏は来年度予算について、投資的経費を抑えてコロナ対策に振り分け、小中全学年での少人数学級化を実現することを率直に評価しつつ、現状を維持するだけで少人数学級が前進するのに、学校職員定数条例で小中高教職員を219人削減することは認められないと強調。また教育大綱の「人材の育成」や極端なICT推進は、産業界から教育を見る視点であり、子どもの発達に寄り添い「人格の完成」を目指す教育の本質とは異なるものだと指摘しました。県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」のアニメ化などの予算3億3000 万円について、検査の拡充や医療機関、生活困窮者への支援などコロナ対策に回してほしいとの県民の声を紹介し、反対を表明。 保育所の産休等代替職員設置費補助や、要支援者住宅のてすり・スロープなどの設置費助成がなくなること、高齢者介護施設の1ユニット入居定員の緩和を問題視。車いす用テニスコートの廃止問題をとりあげ、スポーツ施設のバリアフリー化を求めました。