県民会館などを廃止 フラワーパークも民間移管 酒井氏「結論急がず、県民的議論を」

10月7日の県議会行財政改革特別委員会に、県民会館など廃止の方向性が示されました。
 県民会館は、大規模改修の実施設計まで進み、億単位のお金が支払い済み。県は、「耐震化などの改修費用は30億円にのぼり、駐車場やバリアフリーの問題は解消しない」として、多大な費用をかけてまで維持しない方針です。
 県立図書館は、「収蔵庫が不足、雨漏り対策が必要」「市立図書館とのサービス重複の解消」などとして、前橋市立図書館との合築を視野に再整備を図るとしています。
 ぐんまちゃん家(東京)は、立地から来場者増加を見込むことは難しいと判断。今契約期間中に方向性を出す方針です。
 ぐんまフラワーパークは入園者数が減少、民間の競合施設もあり、民間への移管を検討します。このほか、伊香保リンクは、収支の大幅な改善を図るが、不可能なら廃止。妙義青少年自然の家、森林学習センター、緑化センター、ライフル射撃場は廃止を検討します。
 酒井県議は、2回開催したという「あり方見直し委員会」のメンバーも議事録も非公開で、パブリックコメント(県民からの意見公募)も実施しないことを問題視。「中間報告だといいながら、結論先にありきではないか。議会軽視の誹りを免れない」と批判。メンバーや議事録の公表、パブコメの実施を求めました。そして、関係市町村や団体、県民の意見をよく聞き、慎重に議論するよう要請しました。
 自民党委員からも「関係団体と丁寧に話をすすめてほしい」「最終的には議会が判断すること」とくぎをさす場面も。特別委員会として、10の全対象施設を現地調査する計画です。