廃棄物処分場搬入路に有害鉄鋼スラグ 撤去せよ/県 使用認めるも「生活上支障ない」と強弁 

活動報告

 6月8日の環境農林常任委員会で、酒井宏明県議は大同特殊鋼の鉄鋼スラグ問題を取り上げました。 県廃棄物リサイクル課はスラグの使用箇所について、公共事業で347カ所、民間事業で112カ所、そのうち環境基準を超えたスラグは135カ所あることを明らかにしました。
 酒井県議は、渋川地区広域市町村圏振興整備組合小野上処分場の仮設道路でフッ素の基準値が4倍以上、六価クロムも基準値超を検出した調査結果(昨年9月)にふれながら、どのくらいスラグが使用されているか質しました。
 県は大同特殊鋼や佐藤建設の出荷記録などから少なくとも179トンのスラグ入り砕石が使用されたことを認めました。酒井氏は、実際には1000トン使われているとして全量撤去を求めましたが、県は土壌については基準値内であることから、生活環境保全上の支障はなく措置命令の要件にあたらないと強弁。酒井氏は、県の姿勢は違反行為を行った産廃事業者に対する厳正な対処を強調した環境省の「行政処分の指針」に反すると指摘。すでにフッ素や六価クロムなどの有害物質が検出されており、生活環境上支障をきたしている。速やかに撤去の措置命令を出すよう強く要請しました。