「オスプレイ配備撤回」「共謀罪法廃止」…請願不採択に 自公―まともな審議せず/共産党―採択求める

今議会に提出され、伊藤祐司、酒井宏明良県議が紹介議員になった、「オスプレイの飛行訓練中止と配備撤回を求める意見書」提出を求める請願と、共謀罪法の廃止を求める請願が、自民公明によって、まともな審議もなく「不採択」となりました。

酒井氏は、オスプレイは海外や国内で重大事故を繰り返し、極めて危険な欠陥機であることが浮き彫りになっていると指摘。本土への飛来が拡大し、各地で住民の命と安全に関わる大問題となっている同機の、訓練中止を求め、情報公開を求めることは「県民の切なる願いだ」と強調しました。

国民の思想や内心まで取り締まる共謀罪法についても、憲法違反の法律であり、特定秘密保護法や安保法制とともに「海外で戦争する国」づくりの道具立てだと批判。「国内外からの指摘や世論を踏まえれば、施行・発動されることがあってはならない。廃止を求めることは当然だ」と主張。「不採択にした自民党公明党議員の、人権と民主主義に対する見識を疑う」と、厳しく批判しました。