高校生に働くルールの学習をしっかりと 伊藤氏「7つのルール」使った授業を

活動報告

 ブラック企業やブラックバイトから自らを守る力をつけるために、高校生に「働くルール」の学習機会を強めることが必要です。10月2日の文教警察常任委員会で伊藤祐司県議が質問しました。
伊藤氏は、青年のグループが県内の大学生229人から集めたアルバイトに関するアンケートを紹介しました。そこには、「制服や仕事に使う道具は自己負担で購入している」「残業代・給料が現物支給されている」「深夜・残業代が払われない」「風邪を引いても休ませてくれない」「やめるときは代わりを連れてこないとやめられない」など、法違反のブラック労働の実態がいくつも寄せられています。一方で、そんな状況でありながら自分の職場をブラックだと思っている学生が少なく、ほとんどの学生がバイトの悩みや不安を相談する機関を知らないことが浮き彫りになっています。
 県内の高校では3年生になると、県労働政策課作成のパンフレット「これから社会で働くために知っておくべき7つのルール」が配布され、一部の学校では進路指導の先生などによる「授業」がされています。
 伊藤氏は、「労働の問題は、具体的でリアルな例を出して学ばないと定着しにくい。外部講師などの選定も考えてはどうか」「社会に出て行く3年生で学習するのは当然だが、高校生はアルバイトもする。1年生にもパンフレットを配布して早い段階で学ぶことが大切」と指摘。すべての高校での学習機会の設定を求めました。
 高校教育課長は検討を約束しました。